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遠野先人物語　佐々木喜善小伝　日本のグリム

佐藤　誠輔 著

日本のグリムと称される佐々木喜善の小伝。「口語訳遠野物語」や「遠野の民話」など数多くの著書を出版し、遠野物語研究者として著名な「佐藤誠輔」氏の著。

遠野の生んだ先覚者 山奈宗真

田面木 貞夫 著

山奈宗真は陸前国横田村(現遠野市)生まれ、幼い頃から武士としての素養に加え、剣道・砲術・和算・地理・測量・開墾・植林を学ぶ。1896年(明治29年)6月15日発災の三陸大津波により、大きな被害を受けた三陸沿岸の産業を心配し、津波調査員として働きたいと県に願い出た。復興につながる糸口を見出そうと、気仙村(現陸前高田市)から種市村(現洋野町)まで、総延長700kmに及ぶ複雑な海岸線を単身徒歩で踏査し、被害の状況や将来を見据えた考察なども加え、精致に記録した。全集落を調査し終えるまで実に40日間を要した。

『早池峰山妙泉寺(みょうせんじ)文書
遠野の信仰・学問・文化の基調文献』遠野市立博物館編

早池峰山を中心とした信仰、民俗をはじめ当時の政治や経済を知る上で、重要な解明資料として貴重な文献である「宮本家文書」。これを解読、出版したもの。

『遠野人 工藤千蔵』工藤千蔵を偲ぶ会編　A4版241頁
『工藤千蔵 懐想誌』工藤千蔵を偲ぶ会編　A4版297頁

遠野市青笹町に生まれ、昭和41年12月から15年2ヵ月間遠野市長を勤める。その間、遠野市民センター、カントリーパーク構想、トオノピアプラン、北上山系開発等々を推進。 「出でよ　りく続として出でよ　ふる里を愛し　ふる里の明日を創る人たち」自ら揮ごうした碑文は、多くの市民に知られている。

『The Legends of Tono』（英訳：『遠野物語』）

柳田國男　著　ロナルド・A・モース　訳

米国務省や国防総省、日米の大学教授を歴任したロナルド・A・モース氏が1975年に自身が出版した、英訳『遠野物語』を研究し再翻訳した著書。同氏が遠野市で実際に見聞きし取材した内容が本書に反映されている。また、物語に登場する妖怪は、容姿や性格などの注釈が付けられ外国人にも非常に分かりやすい内容となっている。

どうわこども遠野ものがたり第１集

「遠野三山ものがたり」「幸せをまねくオクナイサマ」「ザシキワラシのはなし」「おばこぶちのカッパ」「マヨイガのはなし」「オシラサマ」など全16話

おかあさんのこども遠野物語

「きつねをだましたじいさま」「オシラサマ」「マヨイガの話」「オクナイさま」「ザシキワラシ」「おばこぶちのカッパ」など全６話